竹富島の変なカニ


ハサミが体に沿った形をしていて、
うまく密着できるようになっている。
口から水を吹きながら、砂の中へ潜っていく。
目だけ砂の上に残して・・・(笑)
他の白いカニは素早く浜を動き回っていたが、
このカニは素早くない。全く。
名前はなんというのだろう?

7/22追記

G-popさんの情報をもとに検索したところ、
ソデカラッパ (Calappa hepatica) らしいことが判明。
http://images.conchology.be/label/230000web/232454.jpg
↑そう。まさにこんなやつ。

「カラッパ」とは、インドの言葉で『ヤシの実』の意味をさし、その丸い形からついた呼び名です。カラッパは、体つきも変わっていますが、何より特徴的なのは、獲物を捕らえ食べるためのハサミの、右側だけが缶切り状になっているところです。右のハサミには大きな出っ張りが1対ついており、この間に巻貝の殻のふちをはさみ、ハサミを開閉しながら殻を割って中身を食べます。

カラッパの缶切りについては以下の解説が詳しい。
缶切り
さらに・・・この事実は1968年のScienceに掲載されていた!!

Shoup JB.
Shell opening by crabs of the genus Calappa.
Science. 1968 May 24;160(830):887-8. No abstract available.

今度図書館に行くときに、覗いてみようと思う。