Miura K, Oda M, Makita S, Chinzei Y.
Characterization of the Drosophila Methoprene -tolerant gene product.
FEBS J. 2005 Mar;272(5):1169-78.

Methoprene-tolerant (Met) のコードするタンパク質が、JHIII に対して Kd値 nM オーダーを示す結合タンパク質であることを示したもの。結合実験は dextran-coated charcoal assay。細胞内分布は、JH の有無に関わらず核内。
気になるのは、かなり弱気な発言が随所に見られること。読んでて少し不安になった。低分子化合物の結合実験は、どうも疑問視されることが多く、ステロイド化合物膜受容体の存在も、当初はかなり怪しまれていた。キレイに結合が見えてるだけに、競争とか置換とかも細かくできれば、少しは不安も解消されるのでは。
JH receptor という主張は・・・遠回りに。。少なくとも abstract には見られない。


読んでたら、「こっちの方が大事だろ?」という声が。
よ、読んでおきます。。