Suzumki michi

Cohen-Armon M, Visochek L, Katzoff A, Levitan D, Susswein AJ, Klein R, Valbrun M, Schwartz JH.
Long-term memory requires polyADP-ribosylation.
Science. 2004 Jun 18;304(5678):1820-2.

PolyADP-ribose-polymerase 1(PARP 1) のポリADPリボシル化、さらにはヒストンH1 のポリADPリボシル化がアメフラシの長期記憶に関与していることを示した論文。ポリADPリボシル化をpIの変化だけでしか見ていないことや、2D-PAGE の分布の仕方にどこまで意味があるのかなど、不思議な点はいくつかあったが、少ない絵で綺麗に話がつながってる。あー、SCIENCE だなぁって感じ。PARP1 はDNA修復で登場する酵素であるため、DNA損傷と長期記憶には関連性があるのではないかという考察もあり。嫌な記憶はDNA損傷を起こす??勉強が嫌なときは無理やり勉強しようとすると、嫌嫌になってしまうかも(笑)
アメフラシがビニールに包まれたえさを一生懸命食べようとしている(そういうアッセイがあった)姿はカワイイのではないかと勝手に想像してしまった。

いや、やっぱかわいくないや。